新型コロナウイルスの感染状況に配慮した叙勲・褒章の行事について

4月7日、首都圏を中心に『緊急事態宣言』が政府によって出されました。

これにより、令和2年2月末より自粛傾向にあった行事は軒並み中止・延期となりました。

この時、私たちのような地域密着型の叙勲・褒章の専門業者は、ご受章者様および発起人の方々と共に開催を苦慮し、中止や延期等のお知らせをすぐに発送したり、祝賀会予定日に会場受付に立って間違ってこられた方に対応したりと、東日本大震災の時を超える未曾有の経験をしました。

しかしこの経験から、今回の新型コロナウイルスの感染状況を踏まえ、どのように叙勲・褒章の行事に臨めば良いのかを、体験を交えてより良いご提案をさせていただけるようになりました。皆様が考える一つの材料としていただければ幸いです。

新聞発表でのご祝意の対応は平時と同じようにしましょう

新聞発表に備え、リストを用意しておきましょう。

下の項目をクリックすると、エクセル形式、PDF

形式のデータをダウンロードすることができます

ので、​お使いください。

Microsoft Excel形式でダウンロード(xls)

Adobe Acrobat PDF形式でダウンロード(pdf)

リスト例-1.png

関心は、「伝達式・拝謁は延期・中止のどちらか?」から、

「いつ勲記・勲章(褒章の記・褒章、褒状、飾版)が届くの?」に。

4月14日の時点で、5月14日からの伝達式・拝謁に関して、親授式の延期、重光章伝達式の延期、そして全ての拝謁の中止が菅官房長官より報道各社を通じて知らされました。

ご受章者様が高齢者が中心であることを考慮すれば、当然の結果であると考えられます。

しかし、叙勲・褒章受章そのものが中止になるわけではありません。

すると、勲記・勲章(褒章の記・褒章、褒状、飾版)がいつ授与されるのかが気になります。

①別の日に設定するパターン

 親授式と重光章の伝達式が該当します。

②最寄りの施設に取りに行くパターン

 神奈川県警察の受章者さんは、自分が管内の警察署に取りに行くそうです。

③自宅に配送

 警視庁などの、受章者が色々な地域に住んでいる場合は、欠席者の方へお送りしていたのと同じ方法で宅配便を仕様することも考えられます。

④担当者が持ってきてくれる

 埼玉県の消防本部の受章者さんは従来、ご自宅に勲記・勲章を持ってきてくれていました。(一部の本部は自分で取りに行く方式です)中止になっても、これはこれまで通りであると考えられています。

拝謁でいただける筈だった御下賜品を

お求めいただけます。

本来、拝謁に行くと帰りのバスの中で天皇陛下からお土産に

『皇室』という冊子と、『残月』というどら焼きを半分に

折ったようなお菓子が三個入った折り箱を貰います。

全く同じものを販売するわけにはいきませんので、個人的に

おたのしみいただけるよう、販売用をご用意しました。

拝謁に行けなかった分、ご自宅や職場等で、御下賜のおすそ

​分をされてみてはいかがでしょうか?

 

ご購入は『オンライン販売』または販売店にご注文下さい。

下賜残月_5個入_箱と蓋.png

下賜残月 5個入 紅白化粧箱 2,150円(税別)

受章の記念写真を撮影してはいかがですか?

 例年ですと、伝達式・拝謁がある方は、出席のついでに、

宿泊先のホテルや拝謁の帰りに写真室に寄るなどしています。

 今回は拝謁が中止になってしまいましたので、記念写真を

撮る必然的な機会がありませんが、新型コロナウイルスの

感染が終息に向かい、安定した状況になったら、夫婦や

家族で記念写真を撮ってはいかがでしょうか?

 弊社の提携先のとしま衣裳では、モーニング・色留との

レンタルと、記念写真撮影をセットにした写真プランを

用意しております。​ご検討の際はぜひお問い合わせ下さい。

叙勲フォトプランチラシ_2020.jpg

新聞発表時へのご祝意へのお礼状やご厚情返しはいつ?

例年の叙勲・褒章であれば、新聞発表以降にご自宅、会社、協会等にやってきたご祝意に対しては、拝謁の後にお礼状のお返しをするのが一般的です。また、お花やお金といったお祝いに返礼として記念品を送る『返礼の発送』は、祝賀会や会合をされる方はずっと先になりますが、通常であれば春はお盆まで、秋は年末までと考えられています。

 

今回のようにいつ収束するかわからない新型コロナウイルスの感染で自粛ムードが蔓延している中では、平時と考え方が異なります。

■お礼状は、いつ出しても構わない


 一般的に考えれば、緊急事態宣言が解除されて、終息に向かったと認識されるまでは自粛するものと考えるでしょうが、あまり緊急事態宣言の期間が長引くようでしたら、新型コロナウイルスの感染に配慮した文面にして、とりあえず挨拶状だけは先に出しておく、ということもありでしょう。

 この場合は、文面をオリジナルで作成する必要があります。思いつかない場合は、ポイントを箇条書きにして、ご指示を下さい。こちらで文章を起こさせていただきます。

 また、伝達式・拝謁が行われるかどうかわからないのであれば、どのような状況でも使用できる汎用的な文案のものを用意しておけば、新聞発表後のいつ出しても問題ありません。この場合、『単カード ご挨拶状』をお使いになると良いでしょう。

■お返しは、状況の終息に向かう頃まで控えるのが安全

 お祝い返しについては、やはり終息の機運が出た頃までお待ちした方が無難でしょう。しかし、そういう時期に関係なく、早くお祝いやこれまでのご厚意にお礼をしたい、ということであれば、挨拶状同様、配慮あるお礼状を同封すれば良いのではないでしょうか。

 お返しは急ぐものではありません。延びた期間を「考える余裕が出来た」と捉え、ゆっくり対処していけば、お気持ちのご負担も少ないでしょう。​